ずばりこれだと思う
「ちいさなあなたへ」
この本、去年同じように子離れ鬱になって、思い出づくりのために息子くんと二人で行った奈良のホテルにも置いてたんだよね
その時も息子くんと一緒に読んで、(ママだけ)しんみりしちゃったんだけどさあ
鬱再発してメンタルの薬貰いにいった薬局に置いてあったんよね
よせばいいのにまた読んでもーて帰り道号泣しながら帰ったわ
こころが弱ってる時に読むものではない
いやすごーく良い本だと思う 人の心を揺さぶる本だよね
でもこれいつ・誰が読むのが正解? これから出産を控えたママに? それとも育児がしんどいなー、子供といるのつらいなって思っちゃうママに「でも子供と一緒の時はこんなに短いのよ!」って気付かせる?
親離れ子離れしていく過程で鬱になってる私にとっては、「そうそう息子くんが生まれた時そうだったよね」って懐かしむ気持ちよりも、「うわああああ子供が巣立っていくの寂しいよおおおおお」って悲しい気持ちが勝ったよ
『いつのまにやら あなたはおおきくなって、
わたしのあかちゃんは、
わたしのこどもになった。
すやすやと ゆめをみているあなたをみながら
わたしもときどき ゆめをみる……』
この本は「小さかった我が子が、やがて自分のもとを巣立っていくんだろうなと考えている親視点」なんだよね
思春期になって親に対して複雑な思いを抱いている子供に送るのがいいのだろうかな、とも思った。
「いつか子供が年を取った時に、親であった自分の気持ちをわかってほしい」みたいな感じだろうか?
『わたしの いとしいこ。
そのときには、どうか わたしのことを
おもいだして。』
自分が子供と別れる時に感じるだろう寂しさ、子供が私を亡くした時、あるいは私が親を亡くした時に抱くだろう悲しさ、もういろんな感情がごっちゃになって涙で前が見えない。
良い本だとは思うが読み返すのはつらい、複雑な気持ち💦