ぼっちママのぼちぼち育児

ゲーム大好きわんぱく息子くんとぼっち気質ママemanonの日記。

ある日の息子くんとママ(しんみりver.

朝。おはよう!とわざわざロフトベッドに登って起こしに行って、おはよう、と一瞬は起きるのに「あと5分〜……」と言いながらベッドにダイブして二度寝してしまう。

ちなみにちょっと前までは「ママ来て〜…」ってベッドの上からママを呼んで、ママがロフト登ってきたらぎゅーっと抱きついてまた寝る感じだったので特に寝起きの悪さは変わってない。

 

何かにつけてスキンシップしたがるママが、ロフトベッドの階段の所で「ほらおいでー!」って手を広げると、眠そうな顔で寄ってきて、腕の中におさまってくれるので「重っ!お米の袋より重い!」って言いながら、抱っことも言えないようなハグでロフトベッドから下ろす。

残り時間少ないながらも急いで朝ごはんを食べ塾の計算問題を終わらせて、ギリギリの時間までゲーム。スマホとPC両方つけながらやる。「効率ええやろ〜」

 

昼過ぎ。学区内でちょっとした騒ぎがあったようだとパパから連絡が。学校と直接関係はないけれど、大丈夫かな仕事早上がりするべきかなとハラハラ。下校時間に息子くんケータイ(今は学校に持って行ってないので家にある)に電話掛けてみるが出ない。まだ下校途中かな。学校からお知らせメールがあり、とりあえず安心したところで息子くんからの折り返しの電話もあり。ほっとした。

 

夕方。退社して帰り道で息子くんから再電話。「宿題のプリント、学校に忘れた〜」(何か忘れ物があったらすぐママに電話するように言ってる)

とりあえず学校に電話して、担任の先生に取りに行く事を伝える。

帰宅、からの学校へGO。職員室へ行くと担任の先生がプリント確保してくれてた。軽く世間話でもして帰るかな、と思ってたところで不意に思い出したことがある。

「そういえば……(息子くん)の作った工作がどっかに展示された〜って聞いたんですけど……」昨日お風呂で聞いた情報、ママよく思い出した!えらい!

『おれの作った○○が展示されてんで〜』『へえ!すごいやん!!……でも参観とかないと学校も気軽に入れないし見に行けないなあ。また持って帰ってきた時見せてね?』

って言って、正直それっきり忘れてた話。実際飾られてるのを見ると、とっても良い出来(๑•̀⌄ー́๑)b

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宇宙に住む虫、をテーマに作った工作なんだとか。写真が上手くなくて分かり辛いが立体的になってて、親の欲目抜きでも良くできてると思う。

 

「すごく頑張ってつくってましたよ😊」と先生。他にも色々な事を教えてくれた。

3年生のはじめは板書するだけで精一杯だったのが、ノートを素早く取れるようになって、自分の考えまとめもきちんと書けるようになったこと。

左利き故か?「漢字歪んでしまうねんな〜」と自分では言っているが、とめはねはらいもきちんと書けるようになってきて、漢字テストも良い成績を納めていること。

大好きなお友達といるのが楽しすぎて、少しはしゃぎすぎてしまうこと。

クラスのお友達と喧嘩してしまった時、うまく感情を表せなくてなくてキーッとなってた最初の頃に比べて、いまは○○が□□だから嫌だ、と筋道を立てて話せるようになったこと。

何か良くないことをした時でも、「こういう事は○○だから良くないよね」と話せば不貞腐れることなくちゃんと聞いてくれること。

 

はからずも個人懇談のようなお話の内容になって、今期はもう懇談ないしちょっと得したなと思った。学校にいる間の、ママの知らない息子くんの姿。参観日だけでは見えない日々の変化を、こうしてちゃんと見ててくれる先生がいる。日々をともに過ごすお友達がいる。3年生なんてまだ小さい小さい、と思っていたのに、4年生にむけて着実に成長を見せている。しんみりする。

毎日送り迎えした保育園とは違い、1人で登校して1人で帰ってくる小学校への道。寂しい、不安、そんな表情をしてた登下校も本当に最初だけで、いつしかそれは当たり前の日常になり、今ではお友達と楽しそうに帰ってくる。送り迎えなしでママは楽になった反面、少しずつ知らない時間が増えていくんだな、ってちょっとだけ寂しかったのを覚えている。

 

帰宅。前から約束してたので2人で銭湯に行く。通い慣れた場所。常連なせいか、息子くんが小柄なせいか、いつも人の利用が少ないせいか、まだ女湯に通して貰える。(でも同級生とかに鉢合わせても気まずいし、条例を考えてもそろそろ潮時かなと思っている)

久々の大きなお風呂。人がほぼおらず貸切状態で、湯船ではしゃぐ息子くん。「位置について〜、よーい、どーん!」ばしゃばしゃと広いお風呂でワニ泳ぎレースを3回。息子くんの勝ち!

もっと小さい頃、延々とこの風呂のふちをハイハイで歩いて『動物さんごっこ』させられたよなあ……と懐かしく思い出した。

樽型の小さな風呂はまだ、息子くん1人で入っても水が溢れてはこない。「ママが入るとめっちゃ減る〜」

そんなに長風呂する方でもないので、さっと出る。脱衣所のロッカーあけた拍子に、扉の角がちょうどおでこの高さで、ぶつけて怪我したことあったな〜。と思って慎重にロッカーを開ける。ぶつけた角はもう息子くんのおでこより下になってた。手でなんとなく計ってみて、「めっちゃ背伸びたなぁ!」なにげに嬉しそう。

 

風呂上がりにパックのフルーツ・オ・レを所望。ベルトコンベアで流れてくる式の自販機、こういうギミックを見るのが昔から大好き。「これ7番押したのに隣の8番落ちてきたらどうする〜?」

ただの牛乳が良い日もあったり、瓶のフルーツ系牛乳が良い日もあったり。昔ほどには『おれはぜったいこれ』って一つのものに固執していない気がする。でもコーヒー牛乳はあんまり。

 

今日はパパもいないし晩御飯なんでも好きなもの言いなよ、というと「じゃあファミチキ!」鳥が好きなのは昔からずっと変わらない。チキンナゲット、ファミチキ、フライドチキン。息子くんの3大好きなメニュー。おうちの唐揚げも好き。でも「唐揚げカレー」とかの複合メニューはそんなにグッとはこない。勿論嫌いじゃないけど、どっちかに集中したいタイプ。

 

帰り道、ファミマでファミチキとツナおにぎりを買う。野菜はまあ自家製きゅうりの漬物があるからいいや。「あれは結構すき」と嬉しい事を言ってくれる。野菜系メニューでそう言われると嬉しい。塾のお弁当に入れる野菜もあれでいいかなあ。さっと食べやすいし。

今日は一斉下校だったけど、先生について教室から校門まで整列して帰っただけで、そこからは別に集団下校とかではなかったんだ〜とか。それほど心配しなくても大丈夫だったか。

学校まで迎えに行った方がいいんかな〜と思ってた、と話すと「ママはさいきん心配性だね」と言われる。意外に親のこともよく見てくれている。最近ちょっとママが寂しがりになってるのも分かってるのかもしれない。

 

 

このところいつも、子供の成長について考えてはしんみりしている。勿論、成長は嬉しい。子供の成長が嬉しくない親がいるだろうか。小柄とはいえしっかり背も伸び、大きくなった息子くんに「ママ〜おっぱい〜」なんて言われたい訳じゃなく、お米袋より重たくなった体重で抱っこ抱っことせがまれたい訳でもない。ただ、『もうそういう仕草はしないんだ』と思うだけで。それがただただ寂しいだけで。小さかったあの子はもういないのかな?そんな事はないんだ。今でも息子くんの中に、そしてママのなかに、ずっと存在しているからこそ、今がこんなにも愛おしいんだと。ちゃんと分かっているんだけど、その成長が眩しすぎて、自然に涙が溢れてしまって、時々よく見えないだけなんだ。

 

親子ともインドアが好きだけど、でもいまのうちに沢山お出かけもしたいな。ここ数年はコロナのせいで出不精だったもんな。おもちゃ王国は距離的に微妙で結局行くことなかったけど、今の年齢ならサイクルスポーツセンターで一緒に自転車楽しめるかな。もうアンパンマンミュージアムは行かないな、まだ行ってない所だとディズニーランドに行きたいかな。多少の待ち時間もぐずらず過ごせるようになったし。TDLか〜もう何年も行ってないな。今どんなふうになってるのかな。ばーばも行きたがってたし、ちょっと贅沢して公式ホテルに泊まっちゃおうか。レゴランドはまだ楽しめる方だよね。京都のポケモンルームのあるホテルも、興味あるって言ってるうちに早めに泊まりに行きたいなあ……。

大きくなれば、当然行かなくなるところもあって、でも一緒に行けるようになるところもあって。沢山の楽しい予定を思い描いては、『今のうちに、今のうちに』って焦ってる自分を感じる。そんなに焦らなくったっていいと、ゆったり構えていたいのに。

 

「少年は手を離せ、目を離すな」の時期に差し掛かっているんだよなあと、もう手を離し始めている息子くんを見て思い、それでも『今だけだもんね』とママは手を差し出す。自然に握り返してくるのはいつまでなのかな。肌寒い帰り道を、手を繋ぎながら歩く。

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