ぼっちママのぼちぼち育児

ゲーム大好きわんぱく息子くんとぼっち気質ママemanonの日記。

幼児期の終わりに(おっぱい

子離れ関連で、おっぱいの話。

息子君は完全母乳で育ったママおっぱい大好きっ子で、幸い母乳の出も良く全然粉ミルク買わなくて良かったのでコスパは最高に良かったし、あと母乳育児だと授乳室さえあればOKだしお出かけの荷物が少なくて楽!
とか単純に考えてたんだけど
その代わりママがいなくなると『ママどこー!おっぱいどこー!!』って泣き止まなくてそこは大変だったかな
哺乳瓶ミルクOKなお子だと、ママが忙しい時も他の家族がミルクあげられるし、今思えば多少慣らしておいた方が良かったなと。
保育園に入るときのならし保育でも『ミルクを飲まなくて泣き続けてました……』って毎度言われて哺乳瓶を変えたりミルクを変えたりしたけどほんと全然飲まなくて
「ああ〜哺乳瓶にも慣らしておけばよかった〜…」ってそこで一番思った

保育園で泣き疲れて家に帰ったらとにかくおっぱいおっぱい、精神安定にはおっぱいさえあればOKな生粋のおっぱい星人でありました。
寝かしつけは添い乳一択。おっぱいさえ咥えればすーっと寝てくれるので母は楽だった。
完全に寝落ちてるのにちゅっちゅっちゅっと口だけ動かしてる様は可愛かったなあ。

ここだけの話ですが4歳までは添い乳で寝てました(/・ω・)/
「えっ……そんな大きい子に……?」って引かれるかもだが……
(過ぎ去ってみれば「4歳なんか小ちゃい小ちゃい!大丈夫!」みたいな開き直りもあるけど)
最近は「4歳まで授乳OK」みたいな風潮もあるのかしら?
www.kinoshita-children.jp
当時は節目節目でおっぱい断ちのススメが紹介されて
保育園を機に断乳しました! とか、幼稚園に上がる前に卒乳しました!とかの話をよく聞いたかな
そんな風潮もどこ吹く風で保育園の年少さんになっても添い乳ぐっすりだった息子くん
楽さに流されてかなり甘やかしてきてしまったけど、さすがに年少さんともなるといつまでもおっぱいおっぱいってのもなあ……でも添い乳で寝かせるの楽だしなあ……てかほとんど母乳出てないし完全に精神的安定剤なんだよなあ……といつ卒乳すべきか迷っていて、
年中さんになってこれはもうおっぱいを吸う年齢ではないやろと流石のわたしも思い、
「もうおっぱいも出なくなってきたし、息子くんも卒業しようね、いつにする?」「じゃあ4歳まで」というやりとりで約束して、
実際のところは4歳の誕生日を過ぎ『4歳児(年中さん)』を卒業して5歳児に進級するときに卒乳したっていう話。
まあ遅生まれだし多少のラグはええやろ……

で5歳児になり小学生になり、一緒にお風呂に入っていたある日
大きくなったとはいえ親から見ればまだ幼い、性的な関心が芽生えだす前に1回正直な気持ちを聞いてみたいな~と思って
「まだママのおっぱい吸いたいな~とか思ったりする?」と聞いてみたら
「今はもう思わへんな~」という答えが返ってきたのである

曰く、『さすがにもうママのおっぱいちゅっちゅとかはカッコ悪いな』っていう気持ちが、いつからか自然に芽生えたらしい。
卒乳してからもしばらくは、寝る時に胸元に顔を埋めてみたりお風呂でもちょっとおっぱい吸うようなそぶりをしてみたりしてたあの息子くんがなあ……

ああいうじゃれあいも、あると『いつまでもおっぱいに執着してるなー』って心配になったりしたのに、なくなると寂しいもんなんだなー
「ほんじゃ今日がラストちゅっちゅなw」って言ったら1回だけチュってしてみせて(ママに付き合ってくれただけw)、でももう本当にポーズだけで、強がりでもなんでもなく執着ないよ~って感じの息子くんだった

赤ちゃんの頃からずっと一緒に過ごしてきた『ママのおっぱい』、なくてはならない精神的な支えではなく今はただママの一部としてそこにあるだけのものなんだなあ。
もう少ししたら『女性のおっぱい』が、また別の意味を持ち出すんだろうなあ。
その頃にはママと一緒にお風呂は気恥ずかしくなってるんかな。それとも家族は別枠みたいな感じかな、それもいつまでかな。
そんなこんなを考えて、子供の成長に感動もするし、でも寂しさも感じるなあ……とつい口に出しちゃったら
「じゃあさ~大人になってもずーっとおっぱい~バブ~ってしてたらどうなん」「それは困るな」
っていう至極まともなやりとしをしたのでした


まあこの調子でママから徐々に親離れしていって、夜も添い寝が要らなくなるんだろう
添え乳がいらなくなって、代わりに子守唄で寝るようになって。
息子くんの自室に立派なロフトベッドが来てからも、寝かしつけの添い寝→寝たらママはそっと自室に帰る って流れは変わらなかったんだけど
もう寝たかな〜ってそーっと布団から抜け出す時、ふっと目覚めて「ママ……もう帰っちゃうの……」って半分寝ながら引き留めてきた息子くんが、
だんだんと、目覚めても「ママ帰るの……おやすみ……」って引き留めることがなくなって
最近はもう最初から「今日は1人で寝る〜」って言うことが増えた
大丈夫?無理してない?って思わず聞いてしまった時があるけど、「そろそろそうした方がいいかなと思うから!」って。別に無理してる風でなく、それこそおっぱい卒業の時みたいに『もうそういう年齢ではない』って自覚が芽生えてるみたい

こっちから切り出さない限りずっと寝かしつけし続けるんかな〜とかぼんやり思ってたママは、肩の荷が降りたような、成長が嬉しいような、でもやっぱり寂しいような気持ちでいっぱいだよw
『家族みんなで川の字で寝る』みたいな家庭もあるわけだし、寝かしつけくらいはまあ小学生の間はセーフかな〜って思ってたとこあるので
予想より早い展開に戸惑いすらあるw

でもこれだけベタベタ甘やかして育てても、子供には親と分離しようとする自我がちゃんと芽生える、というのはある意味驚きではある
多少甘えたではあるけど、ちゃんと正常に育っていくんだなって、自分の育児の成果を見ているような気がする
自分で思っているよりも、ちゃんと親をやれてたんだな、って自負していいところかな?w


お風呂については、異性の親といつまで一緒に入るか、性的な関心も芽生える時期だし難しいな〜とは思ってて
兄弟がいる家なんかだと、ママと子供で3人も4人も一緒に入れないから自然と長子は1人でお風呂、って流れが早めに出来たりするんだろうけど
1人っ子ゆえ色々なことをママと一緒にできてしまうのでなあ……

『もしママと一緒にお風呂に入ったりする事に気恥ずかしさや気まずさを感じる事があったら、それは自然な成長なのでいつでも息子くんの気持ちを尊重するし、ママが寂しいかな〜とか気を遣わなくていいよ』というような事を一応伝えてるけど
まだお風呂は「自分で洗うのが出来へん(から一緒に入る)」とか言ってる
自分で洗うのが面倒くさいだけかもなw

そうは言っても、この調子でいつしか1人で入るって言うようになるんだろうなあ。私が洗う方が早いからつい手を出しちゃうけど、1人でちゃんと洗い残ししないよう、一緒に入ってる間に監督しとかにゃなーとか思ったりして。
手を出したいけど出さないようにする、それも子離れの練習だw


いつまでも親にべったりじゃなく1人でなんでもやって欲しい、やってくれたら助かると思う反面で、いざそうなってみるともう自分の手助けが必要ない年なんだな〜って寂しい気持ちも隠せない……

にほんブログ村 子育てブログ 高齢ママ育児へ