ぼっちママのぼちぼち育児

ゲーム大好きわんぱく息子くんとぼっち気質ママemanonの日記。

得たもの なくしたもの

ここのところずっと探し物をしてて、
っていうかソレはもう何年かまえから見つからないなあと思ってて、モノはなにかっていうとイベント参加した時にサークルさんにその時々の推しを書いてもらったスケブなんだけど、
ないならないで人生に差し障りのあるもんでもないんだけど、でもあれどこいったかなと気になりだすとすごく気になってしまうわけで、
まあでも今は部屋が片付いてないから見つからないだけで探せばそのうち出てくるだろうと思ってて、そのまま育児やらなんやらに忙殺されて忘れてたのをまあ数年ぶりに思い出したわけで、
んでまあいくら片付いてない部屋っつったって広さもしれてるわけだしちょっと本気だして片付けてみっか~って久方ぶりに本気だして色々探してみたけどやっぱり見つからなくて、
この狭い部屋でこんだけ探しても見つからないんじゃあもうこれは無くなっちゃったんじゃないかな? 古本を整理するときとかに一緒に間違って段ボール箱につめちゃったんじゃないかな? 絶望的なんじゃないかな? って考えて結構凹んでて、
そういえば子供生まれた時にぼちぼち薄い本は処分しようかなって結構な量の本を処分したけどあの時かな? 今思えばあの本もその本も無理に処分せず置いておけばよかったのになあ惜しいことをしたなあなんて余計なことを思い出してしまって追加でさらに凹んでたわけで


まあスケブはともかく薄い本についてはね、薄い薄いとはいえ数があればそれなりに場所取るわけだし、いずれは処分せねばだったんだけど
でもこうやって思い返してみるとなんか思い出の一部を亡くしたみたいな感傷的な気持ちになるというか、いまはもう活動されてないサークルさんもいたよなあっていうか自分の学生時代から集めてたからとっくに引退されてる人がほとんどだよな~って
そんな感傷的な気持ちになってたわけで、でもまあ処分してしまったたもんはしょうがないので切り替えていくしかないんだけど

まあでもスケブを紛失したとおぼしき年も薄い本を勢い余って処分してしまったのも子供の生まれた時期とだいたい一致するわけで、
ああこれは『思い出のスケブと過去の薄い本を生贄にして子供のいる人生を召喚!』みたいな感じで私のオタクとしての思い出を贄にして今の幸せを召喚したのかもしんねーなーなんて割り切ることにしたわけで
まあでもそういう形のあるものだけじゃなくてようよう考えればもっと目に見える形見えない形でいろいろなものを切り捨てて生きてきたわけで、
たとえば子供が生まれるまでずっと趣味で創作をやってたんだけど単に時間がないのと頭が回らなくなったのとでさっぱりやらなくなって、子供も成長して自由な時間が増えた今でもその情熱は戻ってこないし、
モノをなくしてしまうのも内面的ななにかをなくしてしまうのもつまるところ『子供のいない人生を生贄にして子供のいる人生を召喚』したことの縮図みたいなもんなんかもなーと思った



まあ人間の記憶容量も有限なわけだから時にはそうやって思い切ったファイル削除が必要なんだよな、断片化したデータの復元に必死になってないで新しい幸せの記憶で上書きしていくもんだよなと自分を納得させて生きてる
そんなわけで自分の意志で処分した薄い本はもう諦めるとしてスケブはまだ部屋のどっか信じられないような場所からひょっこり見つかるかもしれない、という希望を捨てきれないので一応ないないの神様に祈っとく……ないないの神様……ないないの神様……
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