
すきなものだけたべないで!―ママといっしょによむえほん (子どもの健康を考える絵本 (3))
- 作者: 安藤節子,浅野りじ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1983/08
- メディア: 単行本
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砂糖やでんぷん、脂肪や塩などの栄養素を擬人化した、よくあるタイプの絵本
体に必要な栄養素も、食べ過ぎてはいけないよーと注意を促す内容。
いつの時代も子供はご飯よりお菓子、野菜よりアイス、焼き魚よりケーキが食べたい生き物で、そしていつの時代もママはそれをなんとかしたいと思ってるんだなあ。
まあ、この絵本読んであげたところでやっぱりお菓子好きな子はお菓子ばっかり食ってぶくぶく太るんですけどね。私みたく。
しかしこの擬人化栄養素、添加物を擬人化した「てんかちゃん」だけめっちゃ悪者なのがなんともww
「どく」ってひどいwww
地の文でもさあ
「みなさんがおおきくなったり、げんきでいきていくために、てんかちゃんはまったくひつようありません。」
(砂糖も塩も脂肪もでんぷんも色々バランスよく食べよう、という文脈で)「てんかちゃんだけは、いつもあなたをやっつけようとねらっていますから、ちゅういしましょう。」
作者の添加物への憎悪がすさまじい。
1983年刊行だからなあ。時代か。
こういう話もあるんだけどねえ。
添加物とは違うけど、私は未だにマーガリンが本当に危険かどうなのかがわからないでいる。