ぼっちママのぼちぼち育児

ゲーム大好きわんぱく息子くんとぼっち気質ママemanonの日記。

うさぎドロップを読んだ(けど結末に納得できない派)

Amazonで3巻無料で、面白かったので4巻~9巻をブックオフで揃えました
後から「マンガゼロで7巻までチケットで読めるやん……しくったわ……」て思った

いやまあ
すごい感性にフィットする、何度でも読み返したい、ずーっと手元に置いておきたいような作品だったなら、そんな事思いませんよ
現に「かげきしょうじょ!」は無料で3巻ぐらい?まで読めたけどそのあと全巻買いそろえて後悔してないしねー
でもうさぎドロップはそうじゃなかったんだよなあ……

以下普通にネタバレあります






初期の幼児編は、慣れない子育てに奮闘する大吉にすごい感情移入できたのよね
仕事と子育ての両立とか、
子育てで「犠牲になっている」感があるとかないとか、
「お父さんになった」んじゃなく、共同生活を通して子供の考えがなんとなく分かるようになっただけ、という感想だとか
健康に気を遣わなければ、保険に入らなければ、みたいなぼんやりした意識改革とか
「生活改めるときがきたか……」とかさあ もうほんと子育て中の親そのものやんな すげえよ大吉 30歳でいきなり6歳の娘ができてここまでパパになれるやつおらんよ

って思って、まあ 一人の人間が人の親になっていく過程がとても共感できてさ~
1~3巻で丁度年長さんから小学生になって、我が子と年齢がマッチしてることもあり「参考になるな」って部分もあったわけで
これまで送り迎えしてきたのに小学校にあがった途端歩いていかせるのってすごい不安になるよね!! わかる!! みたいな
りんやコウキはどう育っていくんだろ、コウキママとのほのかなロマンスはどうなるんだろ、って気になっちゃったので、ちょうど古本で安かったので完結まで揃えてみたんだけどさ

5巻で小学校からいきなり高校まで飛んだことにまずびっくりして
りんとコウキが破局したことにガッカリして(でも大吉とコウキママが「子供がああいうことになったので」ってお付き合いを諦めるのはリアルだなと思った)
りんが大吉とくっついたことに「…………」ってなってEND


あーーーー……
そっちへいっちゃったのかあ~~~~~
そうかあ…………


てか前評判とかあらすじとかネタバレとかもっと調べてから買うべきだったな~~~……
まあね、りん→大吉への恋心 は青春の1ページとしてありでしょうよ 実際親子じゃないんだしそういう時期もあるでしょうよ
でも大吉が受け入れちゃうのはナシだったなあ…… 

読者は大吉がどれだけ『お父さん』してきたかを見てるわけじゃない
本当の親子より親子してるお父さんと娘の心温まるほのぼの話だったのが最終的に男と女になるってのがなんか生理的にダメかなー
100歩譲ってそれがアリだったとして、告白後の猶予期間がたかだか2年でしょ…… 短すぎでしょ……
りんが大学出て、保育士になって家を出て、適齢期になった時にまだ大吉が独り身だったら責任をとってお嫁さんになってあげる、ぐらいまで時間を置いてほしいところだなあ

大吉側の葛藤がちょっと描ききれてなかったよね……
いままで「娘」だったものを急に「女」として見られるか???
そんならもういっそ最初の引き取る動機を「よし! 俺好みに育てて将来は結婚しよう!!」って偽悪的なところからのスタートにして、予想外に『お父さん』になって奮闘する話とかにしておけばよかったんじゃなかろうか
んーならまあ最後結婚とかでもな、「そうだ俺はこいつと結婚するためにいい女に育てあげたんだった!」みたいな感じで納められ……るか?w 知らんけどww

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