ぼっちママのぼちぼち育児

年中さん男児とぼっち気質ママの日記。

さよなら実家

実家がなくなった(帰る家はない)と感じるのは、いつ? : 生活・身近な話題 : 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


うちも長いこと母一人で住んでいた実家を処分することになりまして


(母の)車で往復してアルバムやらなんやかや残ってた私物を運び出し、
子供に読んであげられそうな絵本を寄り抜いて持ち出し、
最後だからと子供連れて泊まりにも行き、
あちこちを一通りビデオ撮影して、

そんでもまだなんかやり残した事があったかなぁと思ってなんか後ろ髪引かれる感じ
最後にもっかい写真撮っとくかな


一度建て替えてからは、柱に傷をつけて身長測るようなこともなかったし
結婚して実家出てから自室もがらりと模様替えして母のクローゼットになってるし
部屋を見渡してしんみりしようにも過去の面影がないのよね
「あー学習机が物置にひっこめられてるな、まあ使わんしな」とか思う程度
自分が住んでた家、というより完全に「母の家」になってたから、「帰る」というよりは「遊びに行く」感じではあった

いつでもいける距離なので孫のレアリティがないし
逆に子供の娯楽が少ないのでおもちゃとか持ってかなきゃだから子連れでいくのはちょっと面倒かな、一人でチャリ漕いでいくか~くらいの距離感
無駄に部屋が余ってるので帰省時の暇つぶしに息子くん用の室内ジャングルジムでも置いたろかと画策していた時期がわたしにもありました(結果的に買わなくて良かった)


まあ
なんだ
買い手がスムーズに見つかって
引っ越し先も良いタイミングで手配できて
本当に良かった

とは思いつつ
私の祖父が残した家と土地だから母にとっても生家なんだよな、なんやかやリフォームしたり手を入れてたし、この生まれ育った家で最後まで過ごそうかどうしようかも迷ったこともあったろうな、と
思ってしまわなくもない


まあでもさ
じゃあ実家そのままにしておいていざ母が亡くなったらどうするか?自分達が住むか?
と言われると…
だって私達もう生活基盤は別のとこにあるしな 住みたくない


比較的都心なのに広めな家だから
家族3人なら不自由なく(むしろ余裕もって)生活はできるだろうな
しかし家の作りが根本的に古いんだよなあ…
夏暑く冬寒い、生活音筒抜け、階段が急で滑りそうで怖い、周囲はアパートと家に囲まれて景観絶望的、狭い庭は野良猫がうんこし放題、ちょっと窓開けるとばんばん虫入ってくるし下手したら黒いやつまででたりする、
あの家に?
住むのか?

住みたくねえなあ……

そもそもが私好みじゃないんだよなあ
じゃあ自分好みに建て替えるか?
一から?
新築マンション買うのと同じかそれ以上かかりそうだなあ…
じゃあ全面リフォームとか?
うーん……

てか立地もな~ 長年住んでる母でさえご近所付き合いうざったいとか言ってるのに
そんな地域に参入するとか
想像するだけでしんどい…


じゃあ処分するかってなるよね結局
業者探して…交渉して…
めんどいよね
大量に出てくる親の遺品
処分に困るよね
捨てていいのか…置いておくべきか…処分はどこに頼むか…
ひたすらめんどいよね


予想だけど
そのへんの処理が面倒なのもあるし、
あと変にセンチメンタルにもなっちゃって「住まないけどとりあえず置いとく」事態になりがち
そして固定資産税が負担となり
年々資産価値は下がり
手放したいと思った時には買い手がつかず
地獄……



っていう
「実家なくなるのか〜ってセンチメンタルになってしまうけど理性的に考えるとやっぱ処分一択だなありがとうママン」って結論になってしまう自分がなんかちょっと嫌


まあ、いま母が元気だから色々思うだけであって
夏は暑く冬は寒いバリアフリーではない家に母一人暮らしとか普通に心配だし
なんか事故があってから「やはりバリアフリーな家に引っ越しておけば!」って思っても遅いし
母がバリバリ現役なうちに自分で納得して色々処分できて良かったんだよな
うん

整理整頓きちんとする方だった母でさえ、屋根裏とかの謎スペースがあると不要物放り込んでそのままになっちゃってたから
引っ越しきっかけに断捨離してくれてそれも良かった点



まあ、折角なんで子供の頃のことでも思い出して懐かしんでる
祖母が健在な時は夏休みやお盆には親戚が集まってたし、従姉妹が遊びに来てくれるのが嬉しかったな〜(o'∀')
庭あったからビニールプールしたり友達とおままごとしたりしたな〜
物置にぼろぼろのクリスマスツリーあったなあ、今飾ると貧相さに愕然としたけど当時はもうわくわくの象徴みたいだったよな~
リカちゃんとかバービーとかシルバニアファミリーとか、あと着せ替えが大好きだったな あの辺のおもちゃはもう流石に捨てちゃったんだっけなあ 覚えてないわ
モチモチの木、花さき山、やまんばのにしき、色々印象に残ってるのに本棚にはなぜか残ってなかった絵本…捨てるはず無いと思うのに見つからなかった宇宙の図鑑…どこへ行ったのかなぁ…
よく母のクローゼットでかくれんぼしたな〜 建て付けが悪くてよく扉外れてたな…
小学校低学年のころは男女混合でよく遊んだなあ
当時ファミコン所持の家がまだ珍しくてゲーム目当てで遊びにきてた奴がよくいたな〜
向かいのお家の子はやたらファミコンカセット持ってて、その子とは対して仲良くもないのにしょっちゅうゲーム貸して〜って縁側にあがり込む遠慮を知らない子供だったな〜

……そういや別の家にもマッピー目当てであがり込んでたことあったな、マルチーズ飼ってるおうちに犬目当てであがり込むこともあったな、今では考えられないほどイケイケな、てか迷惑な子供だった…家庭板でスレ立てされる案件だよ…


実家のことを思い出してて芋蔓式に昔の悪行が思い出されて鬱
でも母からそういう昔の愚痴はあんま聞かないから、単に忘れてるのかそれとも当時どこの家の子もそんな感じだったんだろうか?
どこのうちのママも優しかったな
おおらかな時代だった…のかも…


あの頃は小金持ちだったというか、新しいもん好きではあったな ファミコンとか
なんかカラオケセットとかもあったな
そういやアホ親父が脱サラして自宅改造してファミコンショップやるとか息巻いて、結局1年かそこらで廃業したんだよなあ
などと、実家のことを思い出すと亡父の色々アカンエピソードを思い出さざるを得ない
がしかし母にとっては父の存在自体がNGワードなんで迂闊に語れない

こうさー
『(父はクソだし許さないけど)貴方達を授かったことだけは感謝してる』とか言ってくれれば子供的には救われるんだけど
それも言いたくないくらいなんだろうな
つら


などと
実家のことを考え出すと最終的に微妙な気持ちになる
それが私にとっての実家
ありがとうそしてさようなら実家
もう帰ることはないと思うと寂しいけどまあなんとなくやっていくから大丈夫
母は泣くかな どうだろな
それも新居でうきうきしてたらなんとかなるやろ 大丈夫
うん大丈夫


まあ微妙な思い出もたくさんあるけど
良い思い出もたくさんあったから寂しく思えるのだなあ
ありがとうそしてさようなら実家

広告を非表示にする