ぼっちママのぼちぼち育児

ゲーム大好きわんぱく息子くんとぼっち気質ママemanonの日記。

空のベビーカー

赤ちゃんを連れてるでもないのに空っぽのベビーカー押して歩いてる人を見て『闇を感じる…』とか思ってた時期が私にもありました。

いまなら、子供を保育園だか幼稚園だか連れてってその帰りなんだろうかとか、今からお迎えなのかなあとか、色々と想像はつくのだけど。



空のベビーカーを押して歩きつつそんなことを考えた。
息子くん4歳が、体重的にまだ乗れはするけどさすがにもう乗らなくなって(ベビーカー=赤ちゃんの乗り物、という意識はあるらしい)、結構使い込んでるからリサイクル屋に持ってっても値段つかないし、でもこのまま捨てるのもなあと思ってたベビーカー。
幸い引き取り手が見つかったので、先日渡しに行ってきた。

海外製にありがちな使い勝手の悪いところもあったけど見た目はカッコ良くてパパも気に入ってたなあ、走行性は抜群だったなあ、息子くん乗るのも好きだけどよく押したがってヨチヨチとベビーカー押しながら散歩したよなあ、

と、色々と思い出された。事あるごとにしんみりしたいマン。

息子くんもこれからどんどん大きくなって親の手も離れていくんだよなあ。一人で学校いくし一人で遊びにいくし、もう「ママと遊ぶ!」とか言ってくれなくなるんだよなあ。
そう考えると、今の時間を大事にしなきゃ…
って頭では思うんだけど、やっぱり遊んで遊んでと突撃されるとしんどいだるいめんどくさいと思ってしまうのであった。

ポイントカードが無駄になった悲しみ

5年か、いや10年くらい前かな。ある雑貨屋で貰ったポイントカード。
そんなに頻繁に通ってた訳でもないが、満タンになってて、2000円分の金券として使える状態だった。
特に有効期限もなかったので、部屋の片隅にずっと置いてあって、まぁいつか行こう、そのうち行こうと思ってそのままに。
そのうち子供も生まれ、バタバタしてるうちに記憶から消えていました。

で、最近部屋を片してる時に、出てきたの。ポイントカード。
あら懐かしい、もしかしてもうお店なくなってるかも?いやまだあるかな?確かめに行きたいな…
そうだ〜仕事も辞めたし今ならいけるじゃん!と思って行ってみると、

閉店してました。

うわあああ〜〜
やっぱりな〜〜〜
去年の9月まではあったんだって…
うわああああああ〜〜………
くっそおおおもうちょい早く思い出してればな…
2000円分の雑貨、別に何を買う予定でもなかったけど、でも2000円か〜もったいなかったなあ…という話。

全部溜まったその日になんか適当な雑貨でも買っちゃえばよかったなあ。傘とか。付箋とか。
はああ。


悔しくて、「ポイント 失効 ショック」とかで検索かけて、他人の阿鼻叫喚っぷりを見て心を鎮めてる。
特に楽天ポイントでの仕打ちが多くてひどい。

シュタインズゲート

シュタインズゲートに再熱中です。
プライムでアニメ全話配信してたし、原作やり直すよりは早いかなと見てみた。結構原作に忠実で良かったな〜
ゲームの続編がやりたくなって、でもゼロを買う前にスピンオフからやろうかなと

ウインターセール時にダウンロードしたはいいけどなんとなく気分が乗らなくてそのままになってた「比翼恋理のだーりん」と「線形拘束のフェノグラム」をプレイ中。

どうでもいい感想なんだけど、
シュタゲは小物の絵が時々適当だよなあ
紅莉栖のマイフォークとか…子供にプレゼントするような可愛いものでもなく、かといって何か意匠に拘りがありそうなものでもなく…
まゆりの星なんか、地の文では透明で虹色って書いてるのに絵はがっつり黄色だったりするからちょっと萎える

BMWかっこいい


トイザらスにて試乗。
電動で走るし、ドアが開くし、助手席にもう一人乗れるしかなりリッチな仕様!
まあうちこんな大きな乗用玩具は買えないけど…

アメリカならともかく日本でこんなでかいBMW個人で買うって、どんな豪邸に住んでる方なんでしょうね?
庭がかなり広くないとこれ走らせるのは無理っぽいなあ。

…ああ、別に公園とかで走らせてもいいのか。
でもまず公園まで持ってくのがしんどいねえ。公道は走れないだろうしなあ。
あと収納場所にもこまるねえ…
都心ではちょっと無理っぽい…


まあ、BMWはかっこいいけど今はそれより自転車がほしいなあ。ママとしては。
(息子くんとしてはBMW大歓迎みたいだけど😰)

すきなものだけたべないで、とは言ってもな

実家から引き上げてきた絵本のなかにありました。なつかし〜い。

砂糖やでんぷん、脂肪や塩などの栄養素を擬人化した、よくあるタイプの絵本

体に必要な栄養素も、食べ過ぎてはいけないよーと注意を促す内容。
いつの時代も子供はご飯よりお菓子、野菜よりアイス、焼き魚よりケーキが食べたい生き物で、そしていつの時代もママはそれをなんとかしたいと思ってるんだなあ。

まあ、この絵本読んであげたところでやっぱりお菓子好きな子はお菓子ばっかり食ってぶくぶく太るんですけどね。私みたく。


しかしこの擬人化栄養素、添加物を擬人化した「てんかちゃん」だけめっちゃ悪者なのがなんともww

「どく」ってひどいwww
地の文でもさあ

「みなさんがおおきくなったり、げんきでいきていくために、てんかちゃんはまったくひつようありません。」

(砂糖も塩も脂肪もでんぷんも色々バランスよく食べよう、という文脈で)「てんかちゃんだけは、いつもあなたをやっつけようとねらっていますから、ちゅういしましょう。」

作者の添加物への憎悪がすさまじい。
1983年刊行だからなあ。時代か。
こういう話もあるんだけどねえ。

添加物とは違うけど、私は未だにマーガリンが本当に危険かどうなのかがわからないでいる。

さよなら実家2

母の新居の片付けを手伝う日々。
新しい環境に慣れなくて気疲れもするけど、荷物開梱して徐々に『自分の家だ』って実感が湧いて来たみたい。
何より、戸建てからマンションに移り今までより格段に便利になった生活に満足を覚えている様子。
古い戸建てはセキュリティがね…心配だったからね…


生家を手放すにあたり、一番喪失感が大きかったのは母なんだろうけど、引っ越し荷物の開梱やら役所の手続きやらなんやらかんやらでしんみりするどころではないわ、とか言ってる。
人前でメソメソしたくないんだろうなぁ。
一通り終わって、一息ついて、一人こっそり切なくなって泣いてたりするんだろうか。


実家を整理する際、私は主に本棚を片付けろと言われてて、自分のアルバムと、子供が気に入りそうな本と自分が気に入っていた本とを抜いて、隅っこによけてはぼちぼち持って帰っていた。
残りは置いていくと伝えたら、次に来た時は本棚がもう空っぽだったのよね。
全部古本屋に宅配買取してもらったって。大変だったろうに。
荷物の処分費は差引されないから、不用な家具や雑貨は置いていっていいですよと業者に言われてたのに、本棚から屋根裏まで大掃除よろしく片付けてて。
『置いとけばいいのになんでそんなに必死に片付けるんだろ?』って実は思ってたんだが。

生活感を残したまま家を手放すのが嫌だ、と母は言った。
『不要なものは可能な限り処分するのが礼儀である』『色々残しておいて他人に見られたくない』というのが母の主張だけど、私はなんだかもっと感傷的な意味に思えるんだ。

というのも、最後の日、もう忘れ物はないかと自室の点検してて、押入れの奥の方から自分が七五三の時に使った草履とか鞄が出てきて、なんとも言えない気持ちになったから。
着物は色々まとめて一括で処分したらしいけど、小物はまあリサイクルに回せるでもないから捨て置いたのか、単に忘れてたのかしらないが。
自分の子供に受け継ぐでもないし、他人に譲れるようないいものでもないし、取って置いても仕方がないから置いていくんだけど。
それはまるで『愛された記憶』を切り捨てていくみたいだなあ、と。
センチメンタルが過ぎるのは分かってる。
前もって、自分で捨てると意識して処分していたなら、多少の寂しさはあれど、こんな後ろ髪引かれるような気持ちはなかったかもしれない。

あ〜こういう気持ちを味わいたくなくて母はあんだけ徹底的に何もかも処分してたんだな〜、物を片付けることで同時に自分の気持ちの整理もしてたのかな〜、とか思った。

自室の空っぽの本棚を見上げた時、なんだか空虚な気持ちがしたけど、もしたっぷり本を残したままにしていたら、色々思い出して泣けてきたかもしれない。さっぱりとお別れできなくなってたかもしれない。
あの本はあんまり好きじゃなかったな、あれは読んでないな、あの本もあの本も迷ったけど持って行ってあげればよかったな、いややっぱり今からでも持って行こう、とか色々考えて無駄に時間を過ごしそう。
結局はいくらか残していく本もあるだろう。持っていけなくてすまないと、後悔にも似た気持ちを引きずりながら離れるのは、辛いなあ。


だから、きっちり片付けてくれた母には感謝しかない。
そんだけしっかり何もかも整理して処分してた母でも、自分のアルバムを1つ2つ持ち出し忘れるとこだったし、私は私で捨てるか迷ったけどやっぱり持って帰ろうとしょーもない小物を持ち帰ったりしたので、最終点検してて良かった〜という話。

さよなら実家

実家がなくなった(帰る家はない)と感じるのは、いつ? : 生活・身近な話題 : 発言小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


うちも長いこと母一人で住んでいた実家を処分することになりまして


(母の)車で往復してアルバムやらなんやかや残ってた私物を運び出し、
子供に読んであげられそうな絵本を寄り抜いて持ち出し、
最後だからと子供連れて泊まりにも行き、
あちこちを一通りビデオ撮影して、

そんでもまだなんかやり残した事があったかなぁと思ってなんか後ろ髪引かれる感じ
最後にもっかい写真撮っとくかな


一度建て替えてからは、柱に傷をつけて身長測るようなこともなかったし
結婚して実家出てから自室もがらりと模様替えして母のクローゼットになってるし
部屋を見渡してしんみりしようにも過去の面影がないのよね
「あー学習机が物置にひっこめられてるな、まあ使わんしな」とか思う程度
自分が住んでた家、というより完全に「母の家」になってたから、「帰る」というよりは「遊びに行く」感じではあった

いつでもいける距離なので孫のレアリティがないし
逆に子供の娯楽が少ないのでおもちゃとか持ってかなきゃだから子連れでいくのはちょっと面倒かな、一人でチャリ漕いでいくか~くらいの距離感
無駄に部屋が余ってるので帰省時の暇つぶしに息子くん用の室内ジャングルジムでも置いたろかと画策していた時期がわたしにもありました(結果的に買わなくて良かった)


まあ
なんだ
買い手がスムーズに見つかって
引っ越し先も良いタイミングで手配できて
本当に良かった

とは思いつつ
私の祖父が残した家と土地だから母にとっても生家なんだよな、なんやかやリフォームしたり手を入れてたし、この生まれ育った家で最後まで過ごそうかどうしようかも迷ったこともあったろうな、と
思ってしまわなくもない


まあでもさ
じゃあ実家そのままにしておいていざ母が亡くなったらどうするか?自分達が住むか?
と言われると…
だって私達もう生活基盤は別のとこにあるしな 住みたくない


比較的都心なのに広めな家だから
家族3人なら不自由なく(むしろ余裕もって)生活はできるだろうな
しかし家の作りが根本的に古いんだよなあ…
夏暑く冬寒い、生活音筒抜け、階段が急で滑りそうで怖い、周囲はアパートと家に囲まれて景観絶望的、狭い庭は野良猫がうんこし放題、ちょっと窓開けるとばんばん虫入ってくるし下手したら黒いやつまででたりする、
あの家に?
住むのか?

住みたくねえなあ……

そもそもが私好みじゃないんだよなあ
じゃあ自分好みに建て替えるか?
一から?
新築マンション買うのと同じかそれ以上かかりそうだなあ…
じゃあ全面リフォームとか?
うーん……

てか立地もな~ 長年住んでる母でさえご近所付き合いうざったいとか言ってるのに
そんな地域に参入するとか
想像するだけでしんどい…


じゃあ処分するかってなるよね結局
業者探して…交渉して…
めんどいよね
大量に出てくる親の遺品
処分に困るよね
捨てていいのか…置いておくべきか…処分はどこに頼むか…
ひたすらめんどいよね


予想だけど
そのへんの処理が面倒なのもあるし、
あと変にセンチメンタルにもなっちゃって「住まないけどとりあえず置いとく」事態になりがち
そして固定資産税が負担となり
年々資産価値は下がり
手放したいと思った時には買い手がつかず
地獄……



っていう
「実家なくなるのか〜ってセンチメンタルになってしまうけど理性的に考えるとやっぱ処分一択だなありがとうママン」って結論になってしまう自分がなんかちょっと嫌


まあ、いま母が元気だから色々思うだけであって
夏は暑く冬は寒いバリアフリーではない家に母一人暮らしとか普通に心配だし
なんか事故があってから「やはりバリアフリーな家に引っ越しておけば!」って思っても遅いし
母がバリバリ現役なうちに自分で納得して色々処分できて良かったんだよな
うん

整理整頓きちんとする方だった母でさえ、屋根裏とかの謎スペースがあると不要物放り込んでそのままになっちゃってたから
引っ越しきっかけに断捨離してくれてそれも良かった点



まあ、折角なんで子供の頃のことでも思い出して懐かしんでる
祖母が健在な時は夏休みやお盆には親戚が集まってたし、従姉妹が遊びに来てくれるのが嬉しかったな〜(o'∀')
庭あったからビニールプールしたり友達とおままごとしたりしたな〜
物置にぼろぼろのクリスマスツリーあったなあ、今飾ると貧相さに愕然としたけど当時はもうわくわくの象徴みたいだったよな~
リカちゃんとかバービーとかシルバニアファミリーとか、あと着せ替えが大好きだったな あの辺のおもちゃはもう流石に捨てちゃったんだっけなあ 覚えてないわ
モチモチの木、花さき山、やまんばのにしき、色々印象に残ってるのに本棚にはなぜか残ってなかった絵本…捨てるはず無いと思うのに見つからなかった宇宙の図鑑…どこへ行ったのかなぁ…
よく母のクローゼットでかくれんぼしたな〜 建て付けが悪くてよく扉外れてたな…
小学校低学年のころは男女混合でよく遊んだなあ
当時ファミコン所持の家がまだ珍しくてゲーム目当てで遊びにきてた奴がよくいたな〜
向かいのお家の子はやたらファミコンカセット持ってて、その子とは対して仲良くもないのにしょっちゅうゲーム貸して〜って縁側にあがり込む遠慮を知らない子供だったな〜

……そういや別の家にもマッピー目当てであがり込んでたことあったな、マルチーズ飼ってるおうちに犬目当てであがり込むこともあったな、今では考えられないほどイケイケな、てか迷惑な子供だった…家庭板でスレ立てされる案件だよ…


実家のことを思い出してて芋蔓式に昔の悪行が思い出されて鬱
でも母からそういう昔の愚痴はあんま聞かないから、単に忘れてるのかそれとも当時どこの家の子もそんな感じだったんだろうか?
どこのうちのママも優しかったな
おおらかな時代だった…のかも…


あの頃は小金持ちだったというか、新しいもん好きではあったな ファミコンとか
なんかカラオケセットとかもあったな
そういやアホ親父が脱サラして自宅改造してファミコンショップやるとか息巻いて、結局1年かそこらで廃業したんだよなあ
などと、実家のことを思い出すと亡父の色々アカンエピソードを思い出さざるを得ない
がしかし母にとっては父の存在自体がNGワードなんで迂闊に語れない

こうさー
『(父はクソだし許さないけど)貴方達を授かったことだけは感謝してる』とか言ってくれれば子供的には救われるんだけど
それも言いたくないくらいなんだろうな
つら


などと
実家のことを考え出すと最終的に微妙な気持ちになる
それが私にとっての実家
ありがとうそしてさようなら実家
もう帰ることはないと思うと寂しいけどまあなんとなくやっていくから大丈夫
母は泣くかな どうだろな
それも新居でうきうきしてたらなんとかなるやろ 大丈夫
うん大丈夫


まあ微妙な思い出もたくさんあるけど
良い思い出もたくさんあったから寂しく思えるのだなあ
ありがとうそしてさようなら実家

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